立ち止まると沈むだけ
WEBデザインに限らず、事業を始めて数年は、全員「水の上に立っているようなもの」です。
水の上を歩くなら、片足が沈む前にもう片足を前に出せ、という話があるのをご存知でしょうか。
僕らは今、そういう状態だと思ってください。
一つオファーを送る、クラウドソーシングに出品する、コンテンツを作る、ブログを書く、これらは全部「水の上の1歩」だと思ってください。
そこで躊躇したり、悩んだり、相手の反応を待ったり、少しでも同じ位置で立ち止まったら、片足はたちどころに水の中に沈んでいきます。
一歩が完了したら、立ち止まらず、その反応を待たず、相手からの返信を待たず、すぐに次の一歩を前にすすめる準備を始めるのです。
相手に何も期待しない
立ち止まらないコツは、相手に「何も期待しないこと」です。
ただ、相手の存在を無視するのではないです。相手のこと、相手の気持ち、お客様の気持ちは、常に丁寧に想像し、ひとりひとりが喜ぶよう、「こちらからギブ」をすることは大切です。
ただ、送ってしまったメール、クラウドソーシングの出品のように、「一度自分の手を離れたもの」については、もう一切思考から外して、考えないでください。一度忘れてください。
1ヶ月で100件オファーを送る、と自分に課して、それをやり遂げたら、「そのタスクを完了できた自分」を誇ってください。目一杯褒めてください。
そして、その「やり遂げた自分」は、着実に成長をしています。その成長が、あなたの努力に対する成果であり報酬です。まずはそこで一旦自己完結をしてください。
「自分の決めたことをちゃんとやり遂げた」と、満足をしてください。
具体的な相手ひとりひとりに期待するのをやめてください。「自分がここまでやったんだから、相手からもらえるはず」などと思いがちですが、相手に見返りを求めないでください。「自分がやりたいからやっているんだ」と割り切ってください。
誰のためでもなく、自分自身の成長のために努力をし、時間と心を砕いているんだと思うこと。
そして、一つメールを送ったら、もうそのことは思考の外に追いやる。返事を待たないこと。次の人に送るメールに、気持ちを100%移していい。
返事は必ず来ます
そうやって進んでいけば、ある日「反応」があります。「返事」があります。
そしたら、初めてそこでその人のことを思い出せばいい。思い出すのは返事が来たときで十分です。そのようにして、とにかく片足が沈む前に、もう一方の足を前に出すこと。
そうやって、とにかく必死で沈まないように、水の上を走り続けましょう。
それをしていると、そのうちあなたの側に船が通りかかるでしょう。あなたはそのチャンスを掴み、船に捕まることができる。そこからはもう沈む心配がなくなります。
そこに乗り込み、更に大きな船を探していく。そのうち陸地にたどり着き、今度は高みに登っていくことができていきます。
この頃には、あなたのステージはもう相当高いところにあります。月50万100万は通過ラインでしょう。
このスタンスで、僕と一緒に走っていこう。僕はあなたのそばにいます。
2023.3.23 イチ 拝