5年後、10年語をリアルに想像せよ
この話をすると驚かれるのですが、僕は常に5年後、10年後の自分と、大切な家族の姿を想像して今を生きています。
日本はいまだ豊かな国です。それは間違いありません。贅沢を言わなければ、少なくても明日の衣食住に困ることはありません。
だからあなたもこの状況に甘えることができて、「現状維持」を続けているのでしょう。
現状に不満はあっても、我慢できないほどではない。だから「動かない」ことをあなたは選択している。
でも、5年後、10年後はどうでしょうか。
この日本の今の少子高齢化の状況、政治の状況、国際情勢、自然環境の状況などを鑑みた上で、5年後を想像してみて下さい。
今の生活を続けられると思いますか?
この国は必ず今よりも酷いことになります。
僕は一足先に「長年勤めた会社が、コロナによる大口取引先の連鎖倒産で潰れる」という状況を経験しました。
地獄でした。
二週間後には子供に食べさせるご飯が買えなくなる
コロナ前は業績好調で右肩上がり、給料もガンガン上がっていましたが、そんなものは関係なく、突然恐るべき力でなぎ倒されました。
僕はこのときまで、車のローン以外に借金をしたことがありませんでした。石橋を叩いて渡る性格だったので、常に数百万の貯金は置いてあった。だから「会社の立て直しに尽力できた」とも言えます。
大恩ある社長を見捨てられなかったし、40を超えた僕の年齢では再就職も難しいだろうから、この会社さえ復活させれば、また大きなチャンスは来ると信じました。
ただ、給料が出ず、クレカのキャッシングも、銀行のカードローンも限界まで借り切ったとき、情けないことに僕は初めて「本当に誰も助けてくれない」ということを実感しました。
このままでは、二週間後には子供に食べさせるご飯が買えなくなる。
この絶望が目の前に迫り、背筋が凍るとはこういうことなんだと思いました。
現状維持バイアスとの戦い
普通の人は、今日や明日、せいぜい一週間後くらいを見て生活しています。
その生活が脅かされなければ、焦りは感じません。そこには、「現状維持バイアス」という、人間に備わっている本能的な強い欲求があります。
今の状態から何か違うことをしたら、そこで今よりも悪い状態になるかもしれないので、脳がそれを防ごうと防衛本能が働くわけです。
例えば出かけなければ事故には遭わないし、人と関わらなければ傷つくこともない。
この現状維持バイアスで、チャレンジしたいという気持ちの反作用として、「でも失敗したら怖い」「詐欺にあってお金を失うのが怖い」「結果が出なかったら時間が無駄になるかもしれない」という言い訳を考え始めます。
しかし、5年後を想像したら、誰しもそんな事を言っている場合ではないことに気付くでしょう。
日本の物価は高騰しているのに、賃金は上がらない。平和に見える今すでに崩壊が始まっている。
今が永遠に続くというのは、ただの幻想です。
ダラダラと過ごしていては、もう大切な人を守れなくなります。
焦らない方がおかしいのです。
今、何も積み上げていない人間の末路
動かなければ何も変わらない。今が不満であれば、今日、今、この瞬間から動き出そう。
言葉にすると陳腐な話に聞こえるでしょうが、僕は今焦ってない人の方が、想像力が欠如しているのではと思っています。
3年後、5年後、10年後は、ダラダラ過ごしていると本当にあっという間に来ます。
その時に何も積み上げていない人間と、1日1つでもスキルや知識や信頼を積み上げていた人間。
どれだけの差がついていると思いますか?
僕は毎日、「昨日の自分より今日の自分は強い」と確信しながら生きています。
昨日知らなかったことを今日は知っている。昨日できなかったことが、今日できるようになっている。
昨日僕のことを知らなかった人が、今日僕を認知してくれた。
ひとりのお客様の役に立ち、昨日よりも少し信頼していただけた。
LINEの記事を1通書き溜めた。
ほんの少しでもいいから、毎日必ず一つ以上、知識武装、スキル武装、経験武装、信頼武装をする。
これを1年365日続ければ、365回、僕は強くなります。
あなたは昨日のあなたと比べてどうですか?
人生は、泣いても笑っても一度きり
人生は、泣いても笑っても一度きりです。
つかめる幸せは自ら掴みにいきましょう。「自分には無理だ」と思わないで下さい。
たくさんの駆け出しWEBデザイナーが、僕のノウハウで自分の幸せを手に入れています。
必ずできます。
あなたが子供の頃は、待っているだけで色々なものが与えられたかもしれない。
食べ物も、遊ぶおもちゃも、学ぶ理由も、旅行に行くきっかけも、あなたの夢でさえも、親から与えられたりしたかもしれない。
でも、あなたの人生は結局、あなた自身にしか変えることはできないのです。
不満だらけの今を放置していたら、5年後も10年後もそのままですよ。待ってるだけでは誰も変えてくれない。そのうち誰かが救ってくれる、なんてことは一生ないのです。
そして、何も成し遂げないまま体が動かなくなり、やりたいことができなくなっていく。
旅行にもいけない、家族に何もしてあげられない、親や恩師、世話になった人に恩返しもできない。
あなたはそれでいいのですか?
常に今日のあなたが一番若いのです。
後悔を残す人生は、もうやめませんか。
継続するために捨てたもの
「やりたくても時間がない」
こういう意見もよく聞きます。分かりますよ、僕も無かったです。子供が小さかったり、家事に忙殺されてる上に本業があったりすると、もう将来のための積み上げなんかできないですよね。
僕は2年前、ビジネスにコミットするために、「趣味」と「休日」を捨てました。
僕は多趣味な人間です。楽器、イラスト、ゲーム、小説、漫画、お酒、旅行。全てを切り捨てました。
自ら捨てたと言うよりは、会社が潰れ明日の飯には代えられなかったので、強制的に捨てるしかなかった。
何より辛かったのは「休日がない」ということ。2箇所の派遣の仕事のシフトを無休で入れなければ、家計が回らなかった。
会社員をやっていてつらい仕事を続けられるのって、「あと●日頑張れば休みだ」という一週間ごとの希望があるからですよね。
このカウントが毎日減るというささやかな希望が、一切無いのです。
見果てる限り、永遠に出勤日が続く。当然ですが、その上で「副業の勉強」をやる時間など取れない。
でも副業を伸ばさなければ、この生活のまま永遠に浮上できない。
カレンダーに並ぶ、永遠に続く出勤日を見て気が狂いそうになりましたが、意外にすぐに慣れました。
一つは、平日と土日で出勤する場所が違って気分を変えることができたこと。
あとは、人間とは面白いもので、その状況を耐えるしか無いという状況に追い込まれた時、生き残るために自分に対する落とし所を器用に探すのです。
僕の精神は、その永遠に続く出勤日の中に、強引に「休日」を作りました。それは、「夜に家に帰って、副業の勉強を終えれば、布団で数時間眠れる」という、本当にささやかな休日でした。
毎日の仕事のストレスを、布団で眠ることを楽しみに乗り切るのです。布団で眠る数時間が僕にとっての「土日」、そこで体と心をリセットして、布団で寝て置きたら僕にとっての「月曜日」です。
たった1日の中に一週間を強引に落とし込んでから、僕の精神は安定しました。
ルーティン化することによる安定
何事もルーティン化。システマチックに動けばストレスも感じなくなります。
副業に確保できる時間は一日多くて3時間程度でしたが、それ以外を捨てたことで、めちゃくちゃ集中できるようになりました。
今回のマインドの話は、下記6章で構成されています。
1.【たった”今”から動かなければならない理由】
2.【あなたが生きづらさを感じているのはなぜか】
3.【自信がないを解決し、お金をもらう罪悪感から解放される】
4.【劣等感/人と比べてしまう/嫉妬・妬み/無力感】
5.【あなたが家族や身内、他人にイライラする根本原因】
6.【案件の全責任を負うことへの恐怖との向き合い方】
スキルや知識を磨くのは大事ですが、それらがいくらあっても、結局「マインド」が整っていないとお金を稼いでいくことはできません。
高単価で売れない。
「売り込みしている」と思われたくない。
あなたも最強のマインドセットを手に入れ、こんな思い込みを消しましょう。
▼▼▼