こんにちは、イチです。
今回から、2023年に通用するSEO対策の話を始めます。
SEOとは、「サーチエンジンオプティマイゼーション」の略で、「検索エンジン最適化」の略です。主にGoogleで、狙ったキーワードで1位にするための施策です。ここまではご存じの方がほとんどでしょう。
SEO対策というと、あなたはどんなイメージがあるでしょうか?
何か、一部の限られた人しか知らない特別なテクニックがあり、それによって上位が独占されている?
昔は確かにそういう時代もありました。が、今は違います。
結論から先に言いますが、2023年、令和のSEO対策は、おそらく「SEOの最終着地点」です。
過去20年、僕は2003年くらいからずっとSEOアフィリエイターとして、WEBデザイナーとして、SEO業者として、まだYahooのシェアが1位だった時代から、検索エンジンの動向を観察してきました。
その間、目まぐるしくSEOの情勢は変化しました。
数ヶ月単位で、被リンク数、1ページの文字数、ページ内キーワード数など、重視されるポイントが変わりました。
数年前までは、目まぐるしく変わっていくSEO情勢に右往左往しながら、必死で検証/情報収集、仲間と情報交換を重ねてSEO対策をしていました。
そんなある日、パンダアップデート、ペンギンアップデートと呼ばれる「Googleの大規模なアルゴリズム(検索上位に上げるルールのようなもの)の改定」が走り、その時1位だったサイトの多くが一気に圏外に飛ばされました。これは事件でした。というか、もはや災害でした。
今まで毎日たくさんあったPVが突然0になり、当然報酬も0になりました。
理不尽とも言えるこの改定についていけなかったSEO業者やアフィリエイター、ブロガーは、軒並み廃業していきました。
しかし、安心してください。
機嫌の悪い恋人のようだったかつてのGoogleは今は消滅し、現在のGoogleのアルゴリズムは極めて「真っ当」です。
というか、Googleは以前はあまり頭が良くなくて、「Googleの裏をかいて楽して上位に上げる」という小手先のテクニックが通用していました。だから、裏口を使って1位を取ることができた。
人は「いかに楽をして効率的に稼ぐか」ということに固執し、その情報を追い求めます。
SEOのノウハウも、この観点から研究され、生み出されていったものです。しかしこれはすべて「サイト運営側」の都合であり、サイトを使うユーザー側にとっては「害悪」でしかないのです。
どういうことかと言うと、例えばあなたが1日で作ったペラペラなサイトを、どうにかして1位に上げたいとします。
過去のGoogleアルゴリズムでは、ディープリンクをつけたり、オールドドメインを使ったり、日本語ドメインや自作自演被リンク、IP分散などの様々な方法でそのことが可能でした。
そして実際に1日で作ったペラペラなサイトが、狙ったキーワードで1位から10位までを独占することすらできていました。サイト運営側や、SEO業者にとっては、1位に上げることで高い利益を上げることができるおいしいテクニックでした。
しかし、そのキーワードを検索する側からしたらどうでしょう。大して役にも立たないサイトが、1位から10位まで独占していたら、とてつもなく迷惑な話ですよね。
過去のSEOとは、エンドユーザに迷惑をかけながら一部の人間が儲かるという、極めて自分本意な技術でした。
GoogleとSEO業者やアフィリエイターは、「警察と犯罪者」のような関係性だったのです。
一企業のGoogleが警察の役割を担っていた理由についても教えましょう。
Googleという企業が何で儲かっているかというと、売上のほとんどが「広告収入」で成り立っています。
つまり、Googleが業績を伸ばすためには、とにかく「沢山の人に使って貰う必要がある」ということです。
そのためには、エンドユーザーの目的を叶える検索結果を出していかなければならないですよね。
例えば、「長野県の美味しい蕎麦屋」を検索した人には、しっかりその情報を出して上げる必要がある。
そんなGoogleの目的に対して、かつてのSEOテクニックは、「ゴミみたいなサイトでも無理矢理上位に上げる」というものでした。
「長野 蕎麦屋 おすすめ」と検索しても、1位から10位まで蕎麦屋の情報が出てこなければ、Googleを使うのをやめますよね。
つまり、過去に有効だったほとんどのSEOテクニックは、Googleとは明確に敵対するものだったのです。
本来1位になるべきでないサイトを1位にすることで、Googleユーザーを減らし、Googleの利益を間接的に損なっていたわけですから。
ただ、Googleのアルゴリズムは、一貫して「ユーザーの役に立つサイト」を上位に上げるために設計されたものでした。
例えば被リンク。
他のサイトからリンクがたくさんついているサイトがより有益である」というアルゴリズムも、真っ当に考えればそのとおりですよね。
ただ、それを逆手に取ったSEO業者が、SEO対策として「自作自演の被リンク」をつけた。IP分散などをしてナチュラルリンクと見分けがつかないように巧妙に付けていき、「本来の順位を金の力で狂わせた」のです。
だから、Googleは被リンクの重要度を下げ、今度は「長年運営されてるサイトが良いサイト」というアルゴリズムを作った。
するとSEO業者は「オールドドメインを購入して新規サイトに使う」というSEO対策をしだした。
Googleは常にユーザーの役に立つサイトを上位にあげようとアルゴリズムを設計していたのに、それを正攻法ではない、言わば抜け道を通るようなずるい方法で、任意のサイトを恣意的に上位に上げていたのが「SEO対策」と言えます。
この歴史を前提にして、現在のGoogleはどうかというと、度重なるアップデートによりAIが発達し、この「抜け道」がほぼ完全に封鎖された状態だと考えてください。
■SEOの内部要因
今Googleが見ているのは、単純に偽装できる被リンクやドメイン年齢などではなく、そのドメインやサイト単体の「ユーザーの回遊率」「離脱率」「内部リンク」「滞在時間」「スクロール率」「オーサーランク」です。
さらに最近では「同義語」や「カタカナ、漢字、ひらがな」を同じ意味であるという識別。誤記の学習によりキーワード含有率の精度も増しました。
Googleからそのサイトに訪れたユーザーの動きを直接監視することで、より「その検索キーワードにマッチしたコンテンツがそのサイトの中にあるか」を審査できるようになったのです。
Googleは現在までに一度もアルゴリズムを公開していないため、全て検証上の仮説の域を出ないものですが、いずれもSEO業界では共通認識となっています。
また、おそらくはそろそろ、今までGoogleのクローラーが読めなかった、画像の中の文字を識別するようにもなってくるかと思います。すでに一部ではなってるかもしれません。
こうなると画像のみで構成されたLPも、検索エンジンにヒットしてくる可能性はありますね。(今もaltタグをしっかり埋めればヒットしますが)
これら内部要因を踏まえ、現在のSEO対策をまとめましょう。
1.title、descriptionにはしっかり検索キーワードを入れる
2.検索者の心情を理解し、的確なアンサーコンテンツを作る
3.OGP設定はしておく
4.内部リンクを充実させ、各ページには3クリック以内で到達するようにする
5.h2,h3などの見出しタグを活用し、そこにもキーワードを入れる
6.ロングテールキーワードを狙う
7.ドメイン全体を強くし、ビッグキーワードを攻略
順に解説します。
1.title、descriptionにはしっかり検索キーワードを入れる
HTMLのソースの中のtitleと<meta name=”description”>は、Googleの検索結果のタイトルと説明書きに表示されるため、極めて重要なコードです。
今後AI企業がGoogleを脅かすことがあっても、向こう数年はGoogleの覇権は続くでしょうし、GoogleもAIを取り入れてUIに反映する可能性はかなり高い。
昔はmetaにキーワードとかも入れたたけど、今はそこは重視されてない。タイトルタグとディスクリプションだけは必ず入れておきましょう。
■タイトルに「メインキーワード」を意識して入れる
複数ページのサイトの場合は、下記のようにタイトルタグを指定しよう。
イチブログ|WEBデザイナーの副業マネタイズ実践ブログ
このタイトルの場合、メインキーワードは「WEBデザイナー 副業」である。
WEBデザイナーである客が、アフィリエイトやコンテンツ販売、コンサル、メンターを行って、副業収入を得るのが趣旨。
■キーワード選定
この「キーワード」の決め方は、そのページに来てほしいお客様が、Googleの検索窓にどんなキーワードを入力するかを逆算して考えるのです。
そのためには、まずそのWEBページの「ターゲット」が明確に決まっていなければなりませんし、そのターゲットの心情をリアルに想像できなければ、絶対にこの検索キーワードは決めることができません。
複数ページであれば、これをすべてのページのタイトルに対して行うのです。
僕のブログを例に考えましょう。
イチブログ|WEBデザイナーの副業マネタイズ実践ブログ
トップページはこのタイトルにしました。
ターゲットは副業したいWEBデザイナー。
メインのキーワードは「WEBデザイナー 副業」。
でも、実はそれ以外にも下記の検索キーワードが隠れています。
「WEBデザイナー マネタイズ」
「WEBデザイナー 副業 実践」
「WEBデザイナー ブログ」
このように、タイトルに盛り込むキーワードはひとつである必要はなく、いずれのキーワードでも検索結果にヒットします。
■メインキーワードと複合キーワード
キーワードには2種類あります。それはメインキーワードと複合キーワードです。
メインキーワード:最終的にドメイントップで1位を取りに行く目標キーワード。「WEBデザイナー」などの一つの単語のキーワードの場合もあるが、競合過多なビッグキーワードの「中古車査定」とか「引越し見積り」など、そのジャンルや業態そのものを示すことも多い。これらのビッグキーワードで1位になると大きな検索ボリュームが確保できるが、その検索者の目的も多用なため、複合キーワードよりは成約率は落ちる。
複合キーワード:「WEBデザイナー 副業 おすすめ」などの、3単語以上がスペースに区切られたキーワード。単語数が多くなればなるほど検索ボリュームは少なくなるが、その分悩みが具体的になり競合も減る。また、アンサーコンテンツが作りやすくCVRは上がる。
最初に結論を言いますが、メインキーワードを上位に上げるためには、まずはたくさんの子ページやブログ記事で、複合キーワードの上位を攻略していくことです。
↓
で、その複合キーワードは、最終的に目指すメインキーワードに関連したものであるべき。
子ページやブログ記事が、細かい複合キーワードでバンバン上位に出てきて、お客様がその記事を読んでくれるようになれば、攻略したいドメイン全体の評価が上がり、ドメイントップページがメインキーワードで上位に上がってきます。
例えば「WEBデザイナー 副業」をイチブログのメインキーワードにする。
メインキーワードを決めたら、下記の「ラッコキーワード」でそのメインキーワードを検索する。
良く検索される複合キーワードがたくさん出てくるので、書きやすいキーワードで子ページやブログ記事を書いていく。
これ以外にも、「WEBデザイナー コンテンツ販売」とか「WEBデザイナー バナー制作」とか「WEBデザイナー ココナラ」とかの、検索されそうな関連複合キーワードで、記事をバンバン書いていきます。
キーワードが決まれば、記事を入れていくのは楽ですよね。毎日1記事作っていきましょう。
すると、ドメイン全体が「WEBデザイナー 副業」関連のキーワードで強くなっていきます。
メインキーワード、複合キーワードについてはわかりましたでしょうか。
サイトを作るときには、まず「このサイトで最終的に1位にしたいキーワードは何か、を考えるのです。
そしてそれをtitleタグ、descriptionの中にも入れていく。
こう考えると、SEO戦略は、「だんだんやっていく」というより、サイト構築の初期段階から綿密に方向性や長期的なゴールまでの計画を立てて行っていく必要があることが分かるでしょう。
これ、「1位にしたいキーワードを決める」と言ってますが、この言い方は少し語弊があります。
正確には「このサイトを誰のために作るのかを決める」ということであり、これが本質です。
キーワードとか言うと、枝葉末節の小手先のテクニックになりますが、要は「メインキーワードで検索する人=ターゲットたる人物」のために、あなたはサイトを作るのです。
それが「誰のためのサイトなのか」の意味です。そして、ターゲット/ペルソナ設定の話に繋がっていく。
SEOとペルソナ設定やターゲット設定は密接に繋がっているのです。
■サイトを作る最初の企画段階でメインキーワードは決める
サイトのペルソナ、ターゲットを決めるのは、そのサイトを最初に作る始める最初のフェーズになります。
つまり、その時点でもう少し深掘りして、「そのターゲットがこのサイトを探す時に検索するキーワード」まで想像して弾き出しておく必要があるってことですね。
それが「メインキーワード」となり、長い時間をかけてこのサイトで1位を取っていく勝負のキーワードとなるわけです。
■方向性さえ決めてれば軌道修正はOK
とはいえ、「検索キーワード」を何にするかが決まらなくて、サイトの制作が止まっては本末転倒です。
そのサイトがWEBのみで完結する、またはSEOをメインで集客する場合は重要になりますが、例えば実店舗があったり、チラシやSNS、広告などのSEO以外の手段を考えているなら、そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。
今のアルゴリズムのSEOは、一度1位を取ればそう変動することはなく、無料で安定してPVを獲得できる優れた施策ですが、大局的にものを見て判断しましょう。
2.検索者の心情を理解し、的確なアンサーコンテンツを作る
前回までで総論を話したので、今度は各論より細かく説明しましょう。
WEBサイト全体と、各子ページ単位、ブログなら記事単位で、それぞれ狙う検索キーワードを設定する。
それをページのタイトルに入れる。
次に、「そのキーワードを検索する検索者の気持ち」を考えます。
ブログの記事やサイトのページを見る人が、最も知りたいことは何なのか。
例えば「掃除機 比較」というキーワードで検索したら、「ひとつの掃除機をひたすらゴリ推ししてるページ」が出てきたら、あなたはどう思いますでしょうか?
「比較」、つまり複数の商品を比較したいんだから、当然わかりやすい比較表などのコンテンツを出すべきですよね。
狙ったキーワードと中身のコンテンツの乖離が起きていると、ユーザーは一瞬でブラウザバックをしてしまいます。
すると「直帰率」が増えて、Googleに「このページは無益」と判断され、SEO評価はがくんと落ちてしまう。キーワードの需要とコンテンツは必ずマッチさせること。
3.OGP設定はしておく
OGP設定とは、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどにURLを載せると、自動的に引っ張ってくれる画像やタイトル、descriptionのことです。
今はSNS集客が非常に強いので、OGP設定は必ずしておくようにしましょう。
これがあるのとないのでは、認知や興味の取られ方が全然違います。
WordPressの記事やTOPページでは、アイキャッチ画像がそのままOGPとして表示されるので、あまり意識をしていない人もいるかもしれませんが、HTMLコーディングでサイトを作る時は、headタグの中にしっかり記載しなければなりません。
詳しくはこちらのページをご確認ください。2023年の記事です。
https://seolaboratory.jp/64252/
SEOだけでなく、SNSアルゴリズム、AI、NFTなどのイノベーションは、数ヶ月でその市場の常識がひっくり返ることもあります。
情報は必ず、「その記事がいつ書かれたのか」をチェックするようにしましょう。
4.内部リンクを充実させ、各ページには3クリック以内で到達するようにする
UI/UXの話になります。UIとは「ユーザーインターフェース」。ボタンやメニュー、ユーザーが操作するためのサイトのパーツや配置のことです。
UXとは「ユーザー・エクスペリエンス」。顧客体験のことです。
前述した通り、Googleは「顧客体験」を最も重視しています。そうじゃないとGoogleを検索エンジンとして使ってもらえず、主要事業である広告枠が売れないからですね。
だから当然、「お客様が最も早く快適に目的の情報までたどり着ける」ということを是としており、それがそのままSEOの順位に反映します。
1位のサイトは、Googleから見てというより、エンドユーザーから見て、最も早く欲しい情報にたどり着けるサイトであるという認識で間違いはありません。
そのサイトの「どこ」にその情報があるかを適切に誘導すること。深い階層であったとしても、原則的に3クリック以内でTOPからすべてのページにアクセスできるように、内部リンクを充実させましょう。
5.h2,h3などの見出しタグを活用し、そこにもキーワードを入れる
titleダグ、metaタグのdescriptionの次に重要なのが、この見出しタグ=hタグです。
ノーコードを使ってるとあまり意識できないかもしれませんが、「見出し」はしっかりとh2、h3、h4と順番に構造化して使うと、よりエンドユーザにとって分かりやすいコンテンツになります。
先に、「titleにはキーワードを入れろ」という薄っぺらい脳死テクニックでなく、より思考を深め「そのキーワードを検索したお客様の心情を想像し、そのアンサーコンテンツを作れ」という本質を解説しました。
それと同様に、「見出しタグを使え」ではなく、「h2は一番大きな括り、h3はその次に大きな括り、h4はその次と、情報を整理してお客様に伝えよ」というのが本質です。
そこまで思考を深めてください。
h1(タイトル):日本の地名
h2:関東地方、近畿地方などの地方名
h3:都道府県名
h4:市区町村名
これが情報の構造化の例ですが、できてない人があまりにも多く感じます。
6.ロングテールキーワードを狙う
ロングテールとは、「検索回数は少ないけど、クリティカルな悩みの解決ができて成約率が高い複合キーワード」のことです。
ブログで毎日記事を書いて、アクセス解析を眺めていると、たまに「こんなキーワードで検索する人がいるんだ」というものがあります。
例えば、誰も使ってないようなマイナーな海外サーバのWPインストールの方法とか。
めったに検索する人はいないかもしれないけど、誰も記事を書いていないので、高い確率で労せず1位になれるキーワードが、ロングテールキーワードと言います。
これらでめちゃくちゃたくさん記事を量産していくことで、それぞれが特別苦労しなくても1位になれる。
そして、月に10pvとかをじみーーーーに集めていくのです。そして、ロングテール狙いで仕込んだ記事にも、稀に当たるキーワードが出てくる。
「思った以上に検索される穴場キーワード」です。
これが出てきたら、その記事を強化したり、別にもっと深掘りした記事を新たに作ったりします。
これをロングテール戦略と言います。
7.ドメイン全体を強くし、ビッグキーワードを攻略
ロングテールは、ラッコキーワードなどを使って、必ずメインキーワードと同じジャンル、同じターゲットが検索するキーワードにするべきです。
そうすることで、ドメイン全体が「関連キーワード」で徐々に強くなっていきます。
例えば「WEBデザイナー 副業」で1位になりたいなら、このキーワードを検索するターゲットが、他に何に悩んでいるかを想像し、その周辺キーワードを洗い出す。検索して「サジェスト」からもキーワードを拾い、記事にする。
ツールを使うだけでなく、自分の頭でも想像し、またターゲットに当たる人に直接「何に悩んでいるか」を聞くのもいい。ツールに依存してるだけでは、思考力が養われず稼げるようにはならない。
SEOも結局は「人の気持ちをいかにリアルに、輪郭まではっきりと想像できるか」に帰結します。
今AIでSEOはオワコンとか言われてますが、今まで解説したのは「ユーザーのためになるサイトを作る」という、Googleと同じ方向を向いた本質です。腐ることはないでしょう。
僕のブログはTwitterからの集客のみを期待しており、SEOを全く見据えていなかったのですが、昔からの癖でGoogleでの順位はずっと監視していました。
titleタグである「イチブログ」という固有名詞で、どのくらいのタイミングで1位になるかを見てたのですが、キャッシュされた当初は60位くらいでした。
イチブログというブログが意外に多く、後はそのものズバリじゃなくても「イチ」と「ブログ」の2つの言葉が入っているサイトが上位を占めていて、僕のブログはめちゃくちゃ下位に追いやられていました。
そもそも更新頻度が低いため、それほど早く上位に上がることはないでしょうが、僕のブログのコンテンツは、下剋上のレターをはじめとして、1記事ごとの分量や内容が濃いものになっています。
記事は少なくても、滞在時間や離脱率の低下が期待でき、そこでおそらくは評価されると思っていました。
キーワード「イチブログ」は何の悩みもないですから、上位に出たところで何のメリットもないのですが、「サイト名そのもの」はSEO検証の基準になります。
「titleタグの中身そのもの」を検索すると、インデックスされた後であれば大抵1位になります。
「イチブログ | WEBクリエイターの副業マネタイズ実践ブログ」
このキーワードで検索すれば1位です。
「イチブログ」で検索すると、同じタイトルのサイトとのSEOパワーの戦いとなります。
「イチのブログ」「イチリタブログ」なども競合になってきます。
「イチブログ」というキーワードで検索すると、僕のブログはずっと60位辺りから動かなかったのですが、5ヶ月位で一気に2位まで上がりました。
その時の1位は同名の社労士さんのブログでした。かなりコンテンツが入っていて、更新頻度も高かったので1位は納得でした。
しかし、その社労士さんのブログは、その後1ヶ月位で検索結果から消えて、僕のブログが1位に。
社労士さんのブログを探してみたら、タイトルを変えていました。
「イチブログ」では1位になっても検索がなかったのでしょうね 笑
SEO対策をしていない僕のブログでもキーワードによっては上位に出せるので、目安にしてください。