養蜂農家の”フツーのはちみつ”を売るためのWEBサイトの組み立て方
まず、このコンテンツを見た人から感想がたくさん届いているので少し紹介する。
学ぶ必要性は理解できたかな。では始めよう。
強みなどない商品が8割
世間の経営コンサルタントやマーケターは、「強みがある商品を売れ」という。
あるいは「その商品の強みを見つけろ」と。
でも、僕は15年以上WEBデザイナーをやっていて、
この理論が、最初から破綻しがちだということに気付いている。
クライアントワークの経験があればあるほどわかると思うが、
「この商品の強みを出してください」
という質問に、スラスラと答えられるクライアントは、実は多くない。
「え、強み・・・普通のはちみつなんだけど・・・」
「普通においしい、普通のはちみつです。特徴とか言われても特にないです」
こういうクライアントがめちゃくちゃ多い。
内部にマーケティングやリサーチ部門などがある大企業ならいざしらず、
我々フリーランスWEBデザイナーの市場の中で、
最大のボリュームゾーンである普通の中小企業・小規模事業者、
個人店舗、個人事業主の商品には、そうそう「強み」などないのだ。
日用品、野菜、食品、お土産、お菓子、雑貨、グッズなど。
真面目に、こつこつ、丁寧に作り上げた、「普通の」メイド・イン・ジャパンなのである。
強みのない商品の売り方は誰も語っていない
僕は今本業がメーカー勤務のインハウスデザイナー&EC担当者だが、弊社の主要商品は「日用品」である。
こうなると例にならって「強み」が特にない。
小売業やアフィリエイターなら、「強みがあって売りやすい商品」を選ぶことができる。だが、メーカーはそうはいかない。
自社で生産した商品を、どうにかして売り抜くしか生き残る道はない。
今回のクライアントである「はちみつ農家」もそうだ。
だから、差別化できるような「強みのある商品」の売り方は勉強できても、「強みのない商品」を作っている会社はそこで手詰まりなのである。
僕も本業の商品をどうにかして売らなければならないため、ここ数年、色々な商品プロモーションやマーケティング施策を研究し、「強みのない商品をいかにして売るか」の体系的な戦略を構築した。
本当にお客様の商品を売りぬく力
あなたのところに、「はちみつ農家」が自分の作ったはちみつをオンライン販売するサイトの依頼が来たら、あなたはどうするだろう?
これは、僕のコンサルメンバーのところに、つい先日本当にあったオファーだ。
何の変哲もない、本当にただのはちみつだ。近所のスーパーで600円も出せば買える。
エンドユーザが、「そこで買わなければいけない理由」などどこにもない。割高だし、送料もかかる。
他のWEBデザイナーのように、適当に言われた通りきれいにサイトだけ作って、「売れなくても知らない」と決め込むか?
それとも、「自分が作ったサイトでガチで売れるようにしてやる」と意気込み、あなたにしかできない提案で、そのクライアントを感動させたいか?
もしあなたが後者を望み、
【WEBサイトで、本当にお客様の商品を売る力】を持ちたければ、
以下を読め。
普通のWEBデザイナーが絶対に持っていない知識
我々WEBデザイナーは、
要件をもらってWEBデザインを始めるが、
その作業は実は、「販売戦略」で見ると
全工程の最後の2割に過ぎない。
ここであなたにお渡しする
「養蜂農家のはちみつ販売戦略」には、
本来「ものが売れる」までが10として、
WEBデザインに入るまでの準備段階の
1〜8の部分を解説している。
その前の8割は誰がしているかと言うと、
お客様が自分でしている。
お客様ができない場合は、「経営コンサル」や
「マーケター」がやっている。
でも、「はちみつを売りたい養蜂農家」が
経営コンサルやマーケターの存在を
知ってるだろうか。
99%の農家は
そんな仕事があることすら知らないだろう。
だから、よくわからないまま
WEBデザインだけを頼む。
WEBデザイナーも、
マーケティングなど分かっていない
農家のおっさんが考えた原稿や要件をもらい、
売れるかどうかなんてよくわからないまま
サイトを作る。
素人が考えた原稿で、見た目だけ整えて
「なんちゃってサイト」を作るわけだ。
こんなふうに作られたWEBサイトが
8割以上だ。
主に中小企業や個人店舗のサイトは
9割以上こういう流れで作られている。
いわば「マーケター不在」のWEBサイトだ。
だから
「見た目だけ取り繕った売れないWEBサイト」
が大量生産される。
XにいるWEBデザイナーの
ポートフォリオを覗いても、
そんなサイトばかりだ。
僕はこれを大変由々しき事態だと思っている。
なので「はちみつ販売戦略」を
WEBデザイナーに授け、
9と10の工程(WEBデザイン)
しかできなかった人に、
サイトを作る準備段階である
1から8までをマスターしてもらう。
これができれば、
めちゃくちゃ強い。
農家さんがまともなWEBサイトで
ちゃんと自分のはちみつを
戦略的に売ることができる。
これこそが、WEBデザイナーの
本当の役割ではないのか?
「売る」「申し込まれる」「問い合わせがある」
ひいては
「人を動かす」
「数字を作れる」
いい加減、あなたもこれをできるようにならないか?
ビフォアーフォロー
このコンテンツのネタバラシをしよう。
これは、「WEBサイトやLPを作る」人が必ず必要となる「WEBサイトを作る前に絶対にやるべき準備段階の作業」を体系的にまとめたものである。
この動画さえ見れば、お客様の事業を更に深くサポートすることができ、
「お客様の商品やサービスを着実に販促する」
「お客様の売上に貢献できる」
「あなたに作ってもらったからWEBからも売上が上がったと感謝される」
ということが起きる。
これだけの事業支援は、普通のWEBデザイナーにはできない。
だからこそ、「ライバルに勝てる」し「あなたにしか頼めない」という状況を作ることができる。
アフターフォローではなく、いわばビフォアーフォローとでも名付けようか。
制作会社であれば、この作業は「要件定義」「上流工程」として、WEBディレクターがクライアントと綿密に打ち合わせをして行う部分である。
制作会社でも、ここまでの「戦略立案・販売アドバイス」まで関われる人はそう多くない。
多くないどころか、一人もいない制作会社もざらだ。
だからこそ、あなたがそれになるべきだ。
お客様が心を込めて丁寧に作った「ふつうの商品」を、このコンテンツで学んだ知識で、ぜひともお客様と一緒に売ってあげられるようになってほしい。