あなたが5年後、10年後でも、大好きなお客様に囲まれ頼られ、幸せなWEBデザインワークをやっている姿を見たくて、僕はこの発信をしています。
「明日いくら儲かる」とかいう話ではないので、退屈かもしれませんが、大切な話なのでよく読んで下さい。
駆け出しのうちは、いかに早く自分の手元にお金を生めるか、ということを第一義的な目的にします。
そりゃそうですよね。お金が無ければ生活が保証されませんし、ボランティアじゃないんだから、僕らはしっかりと利益を得る必要がある。
いかに少ない労力で、大きな利益を得るために働くのは当然の話。
僕の下剋上ロードマップも「一週間で10万円を得た」という売りで興味を取っている通り、「目先の利益」というものはモチベーションを保つのに非常に大切です。
ですが、ゼロイチを突破してからは、少し考え方を変えて、「自分が儲かる」でなく、「人を稼がせる」ということを第一義的な目的にして下さい。
■「自分が儲かること」をメインにしたあなたの行動。
- 要件通り作って、納品さえすれば、あとは知らない
- 自分のスキルや実績を偽ってでも、売上をあげようとする
- お客様にとっては本当はホームページを作ったほうがいいのに、自分の商品であるLPを強引に売り込む
- 「今しかチャンスはありませんよ」などと煽って売る
- お客様が「本当に欲しい物」を考えずに、自分が売りたいものだけを売る
→その結果、
- 実績を偽ったことがお客様にバレたときにクレームになる
- マッチしていないお客様に売ることで、返金を迫られる
- リテイクが大幅に増える
- お客様に満足してもらえず、悪評が付く
- 悪評が広まり、誰からも依頼がもらえなくなる
では、あなたのビジネスの第一義の目的を「お客様を稼がせる」という意識に変えると、何が変わるのでしょうか。
■「お客様を稼がせること」をメインにしたあなたの行動
お客様の事業を成長させるために、自分ができることを考える
・ホームページやLPの目的は「納品」でなく、「売上/集客」
・売れないサイトは意味がないので作らない
・お客様にとって、自分以外の人間の方がマッチしている場合は、自分の儲けを削っても他の人を紹介する
・お客様に自分のサービスの強み/弱みをしっかりと理解してもらい、納得してもらった上でご依頼いただく
→その結果、
・お客様が心から信頼してくれる
・「替えが利く作業者」ではなく、「あなただから頼みたい」という提案者になれる
・お客様と上下関係でなく、対等、またはアドバイザーになれる
・お客様の「ビジネスパートナー」になれる
・リピートされる
・「紹介」が取れる
■必ず押さえるべきこと
お客様は神様です、何でもします、どこよりも安く売ります、みたいに、必要以上にお客様にへりくだることはしない。
「自分はこの分野のプロなので、何でも聞いて下さい」と言い、頼れるところを見せる。
修正依頼があったら、ロボットのように従わない。
「なぜそれをするのか」を確認し、場合によっては「そういう目的なら、今のままのほうがいいと思います」と、時には反論をすること。
「お客様を勝たせるために私はプロとして全力を尽くします」と言うこと。